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2015.11.8

子どもを罰しても問題解決しない4つの理由

子どもを罰しても問題解決しない4つの理由

子どもが悪いことをしたときの対処法は、非常に難しいものです。

最初は丁寧に諭していても、何度も同じことをしたり、ワガママを言ってママの話を聞き入れなかったりすると、だんだんイライラしてきて、声を荒げたり、「じゃあもうおやつ抜きね!」などと罰を与えてしまうこともあります。

そうすると、多くの子どもは泣きわめいて「イヤだ」と、さらにぐずります。
もしかしたら、萎縮して一時的に言う通りにすることもあるかもしれません。

しかし、これは実はしつけとしては大間違いなのです。

【間違いポイントその①】罰の内容

「ダメって言ったのにいつまでもゲームをやめなかったからおやつ抜き」
「宿題をやらなかったからお小遣い減額」
「帰ってきて手を洗わなかったからテレビ禁止」

などなど、これらは全て「子どもがしてしまったこと」とは全く関係のない罰です。

 

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こういった罰は子どもにとってしつけではなく、ただ「イヤな事が起こった」と認識されてしまいます。

因果関係の全くない罰に対して、「自分がゲームをやめなかったのが悪かった」と反省できる子どもというのはなかなかいるものではありません。
ただただ、「おやつが抜きで悲しい」「ママはひどい」と思うだけなのです。
これでは、しつけるどころか反感を抱かれて終わりになってしまいます。

【間違いポイントその②】ママが理性的になれていない

子どもに罰を与えているとき、ママは子どもに何を求めているのでしょうか。

反省でしょうか。それとも、もう二度と同じことをしない、ということでしょうか。
少なくとも、「おやつを抜きたい」と思っているわけではないはずです。
けれど、罰を与えるということが日常的になると、「オヤツ抜きって言ったでしょ!」「隠れて食べようとしたの!?」「駄目でしょ!」と、まるでおやつを食べさせないことが目的のようになってしまいます。

 

しつけをする目的は、「何故ダメなのか」を理解させて「きちんと言うことを聞かせる」ことのはずです。
それを忘れないためにも、安易に罰に頼ることはお勧めできません。

 

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・子育ての上で「叱る」と「怒る」の違い

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【間違いポイントその③】子どもは罰を受けた理由を忘れてしまう

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子どもは、何かについて怒られて罰を受けたとしても、そのことを忘れてしまいます。

記憶に残るのは、「あの日はおやつ抜きだった」ということだけです。

 

「なぜそれをしたらいけないのか」「どうして怒られているのか」ということを正しく教えなくては、いつまでたっても問題行動が改善されないという悪循環に陥りかねません。

【間違いポイントその④】罰はどんどんエスカレートする

「おやつ抜きでも改善しなかったから、晩御飯抜き」「テレビ禁止で駄目だったから、学校から帰ったら寝るまでずっと勉強」……こんな風になってしまったら、だんだん、罰というよりも虐待になってしまいます。

 

先ほど述べたように、罰で行動が改善する確率はそれほど高くありません。
罰がエスカレートしていってしまうと、知らず知らずのうちに親子関係が崩れてしまったり、虐待に繋がってしまう恐れもあるのです。

正しいしつけを知ろう!

mother scolds her child

 

「ゲームは1日30分なのに、今日は40分やったから、明日はゲームの時間20分だね」
「宿題が終わってないなら、テレビの時間はナシで宿題をしなさい」
「手を洗ってないなら、もう一度玄関の外に出て入ってきなおしなさい」
このように、自分がしたことをやり直させたり、自分がしたことで筋道を立てた怒られ方をすれば、子どもはある程度理解することができます。

 

きちんとしないと結局はやらされる(ないしはできなくなる)、ということが繰り返し起これば、子どもは自然と最初から言う通りにしないと面倒だ、ということに気付いていくはずですよ。

根気はいりますが、【罰するしつけから、気付かせるしつけ】に変えてみてはいかがでしょうか。

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