ママに読んでほしい記事

2016.11.5

ママの香水はOK?子どもの嗅覚の不思議とは

ママの香水はOK?子どもの嗅覚の不思議とは

ママになってから香水をつけなくなったという人は多いのではないでしょうか。
忙しくなったからという人もいると思いますが、人によって好き嫌いや香りがきつく感じる香水というものは、なんとなく赤ちゃんにはよくなさそうなイメージがありますよね。
今回は、子どもの前で香水をつけることについて、子どもの嗅覚とあわせながらご紹介します。

嗅覚と記憶のフシギ

嗅覚と記憶のフシギ

皆さんは、匂いを嗅いで「この匂いなつかしいな」と感じたり、幼少期のことを思い出したりしたことはありませんか?
実は匂いと記憶には密接な関係があるんですよ。
嗅覚というのは、視覚、聴覚、触覚、味覚と情報伝達経路が異なり、直接大脳辺縁系(古い脳)の第一次嗅覚野に情報を送ります。
これは記憶を司る海馬につながる“内嗅皮質”という部位と隣り合った場所にあるため、嗅覚への刺激は記憶や感情を強く呼び起こす作用があると考えられています。
また、他の感覚から想起される記憶に対して、匂いにまつわる記憶は比較的幼少期のもの、また“なかなか言葉にできないこと”が多いのが特徴だそうです。
そんな人の嗅覚ですが、一体どのように発達しているのでしょうか。

子どもの嗅覚発達過程

子どもの嗅覚発達過程

赤ちゃんの嗅覚は、生まれた時点では大人よりも発達しているというのをご存知でしょうか?
産後すぐに赤ちゃんがおっぱいを探し当てることができるのを不思議に思ったことはありませんか?
これは、生まれたばかりの赤ちゃんは視覚が未発達でほとんど見えていないにもかかわらず、嗅覚が発達しているためです。
胎児のときに、妊娠8週目くらいには鼻の形ができ、20週目くらいには嗅覚自体もほとんどできあがります。
28週目からはママの羊水の匂いを嗅げるようになり、生後1~2日目には母乳の匂いを判断し、匂いのする方に顔を向けられます。
生後5日頃になると、ママと他の人の母乳の匂いを嗅ぎ分けられるようになるのですが、生後6~7ヶ月頃になると大人と同じくらいの嗅覚に落ち着きます。

赤ちゃんの前で香水やきついにおいをさせても大丈夫?

妊娠前は香水をつけていたママも、つわりや出産を経てつけなくなったという方は多いでしょう。
しかし、産後少し落ち着いたときに、また香水をつけたいなぁと思う方もいるかもしれません。
もしくは、友人や義理母の香水が赤ちゃんに悪影響を与えないか心配なママもいると思います。
香水が直接の原因で赤ちゃんに悪影響を与えるということは、よっぽどきつくなければないですが、赤ちゃんにとって一番安心できるのは「ママの匂い」です。
香水やコロンなどを使ってしまうと、このママの匂いが消されたり分からなくなったりしてしまいます。
そうすると、赤ちゃんは不安になってしまい、泣き出してしまうかもしれません。
ママからしたら、わざわざ我が子を不安にさせたくはないですよね。
特に生後すぐは嗅覚が鋭いので、しばらくは香水やコロンは控えるようにするのが我が子のためです。

まとめ

いかがでしたか?
人によってはいつもつけている香水をつけることで安心するという方もいると思います。
しかし、ここはやっぱり自分の安心よりも赤ちゃんの安心をとってあげたいものですよね。
しばらく香水がお預けになるのは少し悲しいかもしれませんが、子どもの成長というのは本当にあっという間です。
忙しさで慣れた香水の匂いがないことにもそのうち慣れてしまうでしょう。
子どもがある程度大きくなったら、また香水を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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