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2016.1.15

知ってトクする!子育て資金の贈与税に関する優遇措置

知ってトクする!子育て資金の贈与税に関する優遇措置

結婚・子育て資金の一括贈与について、
1000万円までを非課税とする制度ができて注目を集めています。
通常、1年間に110万円以上のお金をもらうと、贈与税がかかってしまうので、
対象者は、この制度を利用しない手はありません!
贈与税の仕組みや、子育て世帯に関わる減税措置についてご紹介します。

どんなときに影響があるの?

どんなときに影響があるの?

 

【贈与税とは】

贈与税とは、誰かが誰かにお金をあげた時に発生する税金です。
1年間に合計して110万円以上のお金をもらった場合に贈与税が発生します。

 

【贈与税がかかる場合】

・1年の間に、学校の友達30人から1万円をカンパしてもらった。それとは別に、親から50万円、祖母から50万円をもらった。
合計130万円の贈与を受けたことになるため、贈与税がかかります。

・車が壊れたので祖父に300万円の自動車を買ってもらった
現物ですが、110万円を超えているため贈与税がかかります。

・父が支払っていた学資保険が満期になったため、満期金の受取人である息子が200万円受け取った
支払者と満期金の受取人が違うため、贈与税の対象となります。学資保険の満期受取人は親にしておくようにしましょう。

 

【贈与税がかからない場合】

・大学で家を出た子どもの生活費と家賃を毎月10万円ずつ振り込んでいる
生計を一にする扶養親族の生活費は贈与に当たりません。

・結婚式を挙げたらお祝いが150万円集まった
→香典やお祝いに該当するお金であり、社会通念上必要と考えられるものであるため贈与税はかかりません。

この「贈与税がかからない場合」に新たに加わったのが、「結婚・子育て資金の贈与」なんです。

子育て資金の贈与とは

子育て資金の贈与とは

【結婚・子育て資金の贈与の非課税措置とは】

「結婚・子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置」と言われているもので、
結婚や子育て資金に使うための資金贈与に関する制度のことです。

 贈与する人が、贈与を受ける人の直系尊属(父母、祖父母)であることが贈与を受けられる条件となっています。
一定の条件を満たすことによって、1,000万円までの贈与に対して贈与税がかからなくなります。
通常1,000万円の贈与を受けた場合、
1,000-110(控除額)×0.4(税率40%)-125(金額による控除額)=231万円もの贈与税がかかってしまいます。

 

【贈与税がかからない条件は?】

子育て資金の贈与税がかからないようにするためには、かなり煩雑な手続きを踏む必要があります

・贈与を受ける人が、平成27年4月1日から平成31年3月31日までの間に、20歳以上50歳未満であること

・金融機関等を通して、結婚・子育て資金非課税申告書を提出すること

・「信託受益権を付与される」か、「書面による贈与により取得した金銭を銀行等に預入をする」か、
「書面による贈与により取得した金銭等で証券会社等で有価証券を購入した場合」に対象となります。

→国税庁の説明では難しい表記になっていますが、金融機関に行って、子育て資金贈与のための口座開設をすれば良いということです。
手続きは税務署に行く必要はなく、金融機関で申し込みをすることで完了します。
必要書類は銀行によっても変わりますが、贈与契約書や現金での資金が必要となる場合もあります。
贈与者と一緒に金融機関へ行くのがお勧めです。

・子育てにかかった金額に対して領収書を提出すること
お金を引き出す前に提出する必要はありません。引き出した後、1年間で使ったお金に対する領収書をまとめて金融機関に提出します。
領収書には、宛名と用途、日付けの記載が必須です。子育て資金以外のことには使えませんから注意しましょう。
利用することができる費目は、入園料や保育料、小学校就学前の子どもの入院代、ファミサポ費用などです。
その他、妊娠や出産にかかる費用についてもこのお金を使うことができます。

贈与の前に確認しましょう!

贈与の前に確認しましょう!

【適用をうけるための注意点】

・医療費や育児費については、小学校就学前の子どもにかかった費用に限り認められるため、大学進学費用などは対象外です。
教育資金の贈与に関しては、別途非課税措置が用意されているため、そちらを利用しましょう。

・贈与を受けた人が50歳を超えると残金に対して贈与税がかかります。

・使い切る前に贈与した側が死亡した場合、残額には相続税がかかります。

 

いかがでしたか?
子どもが可愛いのは、親ばかりではありません。
自分の蓄えを「いつか孫に相続させたい」と考える祖父母も多いようです。
もし、家庭で贈与の話が進んでいる方は、検討してみることをオススメします!

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