料理

2016.4.27

パティシエの辻口博啓さんが提唱する「スイーツ育」って何?

パティシエの辻口博啓さんが提唱する「スイーツ育」って何?

東京・自由が丘のパティスリー「モンサンクレール」をはじめ、多くのスイーツブランドを展開している世界的パティシエの辻口博啓さん。

実は、スイーツのブランドを手掛けているだけではなく、「スイーツ育」にも力を入れているんです。
今回は、この「スイーツ育」についてご紹介します。

世界的に有名なパティシエ、辻口博啓さんとは?

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辻口さんは、ベーカリーワールドカップともいわれる世界大会「クープ・デュ・モンド」をはじめとする数々のコンクールに日本代表として出場し、多くの優勝経験を持つパティシエです。

サロン・デュ・ショコラ・パリで発表されるショコラ品評会においては、 2013年から3年連続で最高評価を獲得しており、お菓子教室「スーパースイーツスクール 自由が丘校」や「スーパースイーツ製菓専門学校」(石川県)の校長として後継者育成にも尽力。

また、一般社団法人日本スイーツ協会代表理事として、「スイーツ検定」を実施。一般社団法人日本スイーツ協会代表理事を務め、スイーツを日本の文化にするために、お菓子作りを通して人を育てる「スイーツ育」を提唱されていることでも知られています。

 

▼辻口博啓さんのWebサイトはコチラから

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辻口博啓さんが提唱している「スイーツ育」とは?

聞きなれない「スイーツ育」という言葉ですが、「食育」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。

実は、日本では明治時代以降「食育」という言葉が使われるようになりました。

 

その後、2005年には「食育基本法」が制定されて「食育」が、次のように位置付けられました。

1.生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの

2.様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること

 

 

生きることの基本は食べることでもあるので、当たり前のことだからこそ、改めて「食」について見直すことが必要なのかもしれません。

そんな食育から一歩進んで、「お菓子作りを通して人を育てる」という考え方が「スイーツ育」なのです。

 

辻口さんは、スイーツ育について次のように語っています。

「一つのお菓子の裏に隠れている逸話や歴史を学ぶことによって、そのお菓子により深い関心が持てる、また器と食の流れを知ることによって、独自のテーブルコーディネート術を考案する、さらには、その地域の素材を研究することによって、素材の活かし方を知るなど、ぜひみなさんの興味のあることを自ら学んでいただきたい」

出典:一般社団法人日本スイーツ協会

 

 

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子どものいる家庭で「食育」を進めるうえでは、子どもがワクワクしやすい「スイーツ育」の方が取り組みやすいかもしれませんね。

 

大人が当たり前のようにやっているお菓子作りでも、細かく分けると衛生管理、素材選び、段取 り、計算など、たくさんのことを”考えて””実行”しなければいけません。

 

これらのことはお菓子作りだけではなく、勉強やスポーツ、習い事などでも大切な共通の能力となりますので、スイーツ育は子どもの大きな成長のきっかけになりそうですね。

家庭でも出来るスイーツ育

家庭でも出来るスイーツ育

3月より朝日新聞デジタルにて、辻口さんによるスイーツレシピの連載が始まりました。
子どもと一緒に作れる辻口さんオリジナルのスイーツレシピが紹介されています。

▼スイーツレシピはコチラから
http://www.asahi.com/and_w/life/SDI2016030605201.html

 

スイーツ好きな子どもは多いので、自分の好きなものなら進んで作るお手伝いをしてくれるかもしれません。
また、上手に出来るかどうかも大事ですが、これまで気づかなかったことをスイーツづくりで学べたということはとても大きな成長になりますね!

 

食べて幸せになるスイーツ、せっかくなら子どもと一緒に手作りをして、スイーツの材料や作る過程で色々なことを一緒に学んでいきたいですね。

ぜひ辻口さんのオリジナルレシピで、子どもと一緒にスイーツ育を楽しんでくださいね!

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