出産・育児

2015.10.17

ママのイライラは仕方がない?昔の3倍大変な現代の子育て

ママのイライラは仕方がない?昔の3倍大変な現代の子育て

育児をしていて、イライラしてしまうことが多いですか?という質問をされたら、どのように答えますか?

実は、大阪と兵庫で場所は違うものの、1980年と2003年に同様のアンケートを取った調査結果があります。
1980年では、1歳半の子を持つママの10.8%がイライラする、と答えているのに対し、2003年には実に32.6%のママが「はい」と答えています。

これは実に3倍以上の数字です。

また、イライラすることが多いママの割合は、子どもが大きくなればなるほど増加しています。
1980年の調査では、3歳半の子を持つママの16.5%が「はい」、2003年の調査では、3歳の子を持つママの46.3%が「はい」と答えています。

2003年の調査は対象年齢が低いにも関わらず割合は大きく増加していることがわかります。
2015年の最新の調査結果というのは残念ながらありませんが、1980年から2003年の間のイライラ度の増加ぶりを見てみると、ママのイライラは現在も増加し続けていると考えられます。

【昔の子育てと今の子育ての違い】

【昔の子育てと今の子育ての違い】

1980年の頃は、まだ両親と同居しているママも多く、共働き家庭は稀でした。
ママは周囲の同じ年頃の子どもを持つママや先輩ママ、実母や義母と協力し合いながら時間をかけて子育てを行っていたのです。
この頃のママの中には、近所のお手伝いなどで、子どもが生まれる前から赤ちゃんの世話をしたり子どもと遊んだ経験も豊富という人もたくさんいました。
しかし、今のママはそうではありません。
はじめての子どもとの接し方はよくわからず、その上周りに頼れる人もいない、産休があけたら仕事と育児を両立しなくてはいけないなど、孤独感や忙しさ、初めての育児の難しさにイライラを募らせるケースが増えているのです。

【ママを取り巻く環境の変化】

昔のママは、近所の知り合いや友達がたくさんいました。
そういう人に、気軽に子どもの面倒を頼めましたし、また、自分もよその家の子の面倒を見るということを行っていました。
しかし、最近では近隣にどんな人が住んでいるのかわからないといったケースも増え、地域全体での子育てというのは時代に合わなくなってきています。
その上、共働きでなくては生活ができない家庭が増えたことや、女性の社会進出が進んだことで、ママも積極的に働きに出るようになっています。

【子どもを取り巻く環境の違い】

【子どもを取り巻く環境の違い】

昔の子どもは、同じ学校の子と公園で遊び、遊び終えたら帰ってきてご飯を食べて宿題をして寝る、と、とてもシンプルな生活をしていました。
しかし、最近の子は、3歳くらいの子であっても、テレビゲームをしたり、ショッピングモールにあるようなゲームセンターのゲームをしたがったりします。
また、小学校にあがると帰りが夕方近くになることもあり、就寝時間もどんどん後ろにずれています。
子どもを取り巻く環境は大人に似て複雑化し、子ども自身の抱える悩みや生活スタイルも多様化していると言えるでしょう。

【古い世代とのギャップにイラっとすることも】

昔の子育てを知っている世代から、子どもを預けて働きに出たりするママはひどい、子どもがかわいそう、などと、現状を理解していないことを言われることもあります。

また、子どもの面倒を見るわよ、と言われて預けたら、与えないでほしいとお願いしたお菓子を与えられてしまったり、危険なところで目を離されて怪我をしてしまった、などということもあります。

昔と今の子育ては違うということを古い世代の親たちは理解しきれていないケースがあるのです。
今のママたちは、こうしたギャップから来る悪意のない言動に困らされ、イライラをさらに募らせてしまうことも……。

【イライラを溜めないためには】

ママのイライラは、適度に発散させる必要があります。
お友達やパパに愚痴を言う、たまには子どもを預けて自分の時間を満喫するなど、イライラ発散を心がけましょう。

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