出産・育児

2016.6.28

知ってる??子供の「〇〇平気症」! あなたの子供は大丈夫??

知ってる??子供の「〇〇平気症」! あなたの子供は大丈夫??

大阪市で43階建てマンションの最上階に住む小学1年生の女の子が部屋でアニメのDVDを見ていた途中で窓から転落したという事故があったことをご存知でしょうか。

43階の部屋のベランダには手すりが設置されていましたが、1メートル程の高さだったようです。

子どものいる親なら、この悲しい事故を聞いて、誰もがぞっとしたのではないでしょうか。

このように、近年では子どもの転落事故が増えています。

その背景には、高所恐怖症ならぬ「高所平気症」というものがあるようです。

今回は、この子どもの「高所平気症」についてご紹介します。

高いところが怖くない子どもがいるって本当?

高いところが怖くない子どもがいるって本当?

皆さん、「高所平気症」というのをご存知でしょうか?

 

「高所恐怖症」は、高いところに登ると、安全な場所であっても落ちてしまうのではないかと極度な不安がつきまとうことで、聞いたことがある方も多いと思います。

 

一方、「高所平気症」は、高いところを高いとも思わない感覚のことをいいます。

子どもは、立体的なものに対する感覚が未発達な上、高層マンションで育つと高所に慣れる傾向があるため、高さについての恐怖心が薄くなる高所平気症になりやすいそうです。

 

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ある実験では、120cmの高さの透明な橋を使ってテストしたところ、4階以下に居住している子どもが3割しか渡れなかったのに対して、5階以上に居住している子どもは全員が渡れたそうです。

 

また、転落する子どもが多いのは2~3歳までの幼児小学高学年~中学生までと言われています。その理由は、2歳頃の「安全に対する感覚の未熟さ」が主な原因で、小学高学年くらいの子どもは、好奇心旺盛で行動の予見ができないことが考えられるそうです。

 

最近では高層マンションが増えていますし、高層でなくてもアパートやマンションの2階以上から転落したら大怪我に変わりはないので、非常に怖いですよね。

 

では、この高所平気症の対処法はあるのでしょうか。

「高い場所は怖い」という感覚はどうやって身に付ける?

「高い場所は怖い」という感覚はどうやって身に付ける?

高所平気症をそのままにしておくと、後々取り返しのつかない事故に繋がってしまいます。

”高い所は怖い”という感覚は、生まれながらもっている本能ではなく、後天的に備わっていくものなので、変えていくことが出来ます。

 

ただ、高所感覚が身に着くのは4歳頃までとも言われているので、自分の子どもが高所平気症だと思ったら、早めに子どもに高所感覚を身に付けさせることをおススメします。方法としては、外で遊んで高所感覚を身につけることが一番です。

 

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高い所や落ちても軽いけがで済むようなところで遊び、高い所から落ちたら痛いんだということを知らせる感覚を身につけましょう。

 

そのためには、公園やアスレチックなどで遊ばせることが有効です。自宅に専用のアスレチックなどがあれば別ですが、やはり「外遊び」が子どもの高所感覚を養うのにうってつけといえるでしょう。

 

親としては、怪我をさせたくないという気持ちがあるかと思いますが、身をもって知ることが危険から子どもを守る最大の防御策でもあるのです。

幼児の転落事故防止策は、大人が気を付ける必要も

幼児の転落事故防止策は、大人が気を付ける必要も

とはいえ、2~3歳までの幼児の場合は、適切な高所感覚が身に付かないうちに、親が見ていないすきに危ない場所に足を踏み入れてしまうこともあるかもしれません

 

特に高層階に住んでいる場合は、ベランダや窓に子どもが簡単に足を踏み入れられないようにしましょう。ベランダに椅子や机など、子どもの足場となる物を置かない工夫も必要です。

まとめ

いかがでしたか?

転落事故は、親がちょっと目を離した隙に起こってしまうことがほとんどです。

転落事故を防ぐためには、子ども自身に”高いところから落ちたら危ない”という感覚を身につけさせることが一番ですので、子どもが大怪我をする前にそういった感覚を身につけられるよう、大人が手助けをしてあげましょう。

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