出産・育児

2015.10.30

子供の本音を上手く聞き出す方法。「学校どうだった?」は禁止語句だった。

子供の本音を上手く聞き出す方法。「学校どうだった?」は禁止語句だった。

子どもがどんな風に学校生活を送っているのか、気にならないママはいないでしょう。
お友達と仲良くできているのか、給食は残さず食べたのか、授業でわからないところはないのか……。
それに、「ママに渡すように」と言われていたプリントがないか、宿題や明日の用意を忘れていないかといったことも心配です。

ですから、学校から帰ってきた子どもに、「学校はどうだった?」とママが質問したくなるのも当然なのです。
ところが、子どもにとっては、この質問は「当然」のことではありません。

範囲が広すぎる

子どもは、大人に比べて語彙も経験も浅い存在です。

大人には、「最近どう?」「このお店どうだった?」などと、意見や感想を求められる機会が多くあります。
しかし、そうではない子どもにとって、「学校はどうだった?」というのは、あまりにも範囲の広すぎる質問なのです。

ましてや、子どもの1日は大人の1日に比べて情報量が多く、長く感じられるものです。

大人にとっての日中の7時間と、子どもにとってのそれは全く違う密度を持っているのです。

 

 

「学校どうだった?」というのは、

子どもにとってとてもわかり辛い、どう答えて良いかわからない質問です。

「よくわかんない」「別に、普通だよ」「忘れた」……そんな子どもの答えは、答え方がわからないからこその返事なのです。

こうした子どもの反応に気付かず、「わからないってどういうことよ」「普通ってことはないでしょう」などと繰り返し質問すると、どんどん子どもはママとの会話が面倒になってきてしまいます。

 

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答えやすい質問を心がけて

子どもに学校での出来事を質問したいときは、もう少し細かく、答えやすい質問で子どもの言葉を引き出すことが大切です。

 

お友達とのことであれば、「今日は昼休み何して遊んだ?」「昨日お休みだった○○君、今日は学校来た?」などと、具体的に聞いてみましょう。
その返事によって、「楽しかった?」「誰が一番だった?」「今度ママともやってみる?」などと会話の幅を広げていきます。

 

先生からの連絡などがないか知りたい場合も、「学校どう?」では伝わりません。
「お知らせのプリントはある?」と聞いてみたり、一緒にランドセルの中身の片づけをしたりしながら話をするのが良いでしょう。

 

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おすすめは”給食”!

また、話のきっかけをつかみにくい場合には、給食の話題もお勧めです。

 

給食

 

お友達の話や授業の話は、「ケンカをした」「よくわからなかった」など、なかなか口に出しづらい場合もあります。
その点、給食であればどんな子でも話しやすい話題です。

「給食なんだった?」と、例え献立表で知っていても、話の糸口として聞いてみてください。
すると子どもは、印象に残っているメニューについて話してくれるでしょう。

例えば「ハンバーグ」であれば、「おいしかった?」「ママのハンバーグより?」といった風に話を繋げていくことができます。

「全部食べられた?」「付け合わせの人参も食べたの?えらい!」などと褒めてあげましょう。

 

子どもに「楽しかった」と思ってもらえるような会話を!

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子どもとの会話では、自分が聞きたいことばかりを問いただすのではなく、「ママと学校の話をして楽しかった」と子どもに思ってもらうことが大切です。

 

こういう経験を積んでいくことで、自然と、「ママと学校の話をすると楽しい」と思うようになっていきます。友達の話をよく聞けば、仲良しの子の名前や性格もわかるようになり、もっと話が弾むようになるでしょう。

ただし、「学校楽しい?」「授業わかった?」など、学校に対して肯定的な質問ばかりを繰り返すと、子どもは「学校であったつまらなかったこと」「嫌なこと」を口に出しづらくなってしまいます。

楽しく話をすることは大切ですが、「学校=楽しい」という考えを押し付けるような話し方になってしまわないような注意も必要です。

 

子どもがなんでも口に出しやすい環境を作れるように、質問の仕方に気を配るようにしましょう。

 

 

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画像引用:http://www.city.sakura.lg.jp/0000004196.html