〇〇から学ぶ子育て

2015.12.24

子どもが喜ぶ【いないいないばあ】その人気の秘密とは☆

子どもが喜ぶ【いないいないばあ】その人気の秘密とは☆

皆さんは、「いない いない ばあ」と聞いて何を思い浮かべますか?
「いない いない ばあ」は、テレビ番組だと思っている人、
「いない いない ばあ」という顔を手で隠して行う遊びだと思っている人など、様々でしょう。
しかし、これはもともと、松谷みよ子さんという人が書いた1冊の絵本にある言葉なんです。
ではなぜ、この単純な行動に子どもが注目するのでしょうか?

あかちゃんの本シリーズ

絵本

出典:Amazon

『いいおかお』や『もうねんね』と共に、
あかちゃんの本シリーズとして出版されたのが『いない いない ばあ』。
出版年は1967年ですから、実に48年も前のことです。

このころにはまだ生まれていなかったというママも多いのではないでしょうか。

『いない いない ばあ』は、とてもシンプルな作りの絵本です。
赤ちゃんでも楽しめるようにというコンセプトで作られているため、
難しいストーリーなどはありません。

「いない いない」と両手で顔を隠していた動物が、ページをめくると、
「ばあ」と、顔を現すというだけのシーンが繰り返されていきます。

たったこれだけの本ですが、赤ちゃんにとってはわかりやすく、
「いない いない」「ばあ」というテンポも楽しく感じられるのでしょう。

楽しめるのはある程度大きくなってから?

本

 

絵本『いない いない ばあ』は、トーハンミリオンブック2010年度調べによると、
日本で最も売れた絵本なんだそうです。
それだけ楽しいと感じた赤ちゃんが多いということでしょう

なかには、「生まれたばかりの赤ちゃんに買ってあげたけれど全然面白がらない」というママもいます。

もちろん、赤ちゃんにだって好みがありますから、
全ての赤ちゃんがこの絵本を大好きというわけではないかもしれません。

しかし、新生児の頃はこの絵本を気に入っていなかったという赤ちゃんでも、
1歳頃になって突然面白がるということがあるようです。

『いない いない ばあ』を読みきかせたけれど楽しんでいないみたい……という場合、
少し時間を置いてからもう1度試してみると、違った反応があるかもしれませんよ。

何が子育てにいいの?

何が子育てにいいの?

 

この「いない いない ばあ」が子どもの教育に良いという話は、
久保田カヨ子さんの「久保田式育児法」から来ているようです。

久保田カヨ子さんのご主人は、脳神経科学の権威で、大学の名誉教授でもあります。
その方に脳のことを教わったカヨ子さんが確立させたのが「久保田式育児法」です。

その中で、「いない いない ばあ」が子どもの記憶力を鍛えるのに役立つ、
と紹介されているのです。

いない いない ばあ の効果とは?

いない いない ばあ の効果とは?

 

「いないいないばあ」は、「いないいない」で顔を隠して、
「ばあっ」と顔を出す、という動作の繰り返しです。

これの一体なにがそれほど赤ちゃんを喜ばせるのでしょうか。

「いないいない」と顔を隠しているとき、子どもは、
「手の下で隠されているママの顔(または、絵本に出て来る動物の顔)」を想像しています。

そして、「ばあっ!」と顔を出したとき、思った通りの顔が出て来た、と面白がるというわけです。

大人にとっては当たり前のことでも、記憶力が育ち始めたばかりの子どもにとっては、
これが非常に面白い遊びなんです。

もう少し大きくなってくると、自分でも真似をして「いないいない」と顔を隠し、
「ばあっ!」とママにお顔を見せてくれるようになります。
これも、絵本やママの姿を真似する動作で、子どもの成長に役立つ行動です。

更に大きくなると、「ばあっ!」と、変な顔をしてみたり、お化けが顔を出す想像をしてみたりと、
様々なバリエーションも出てきます。

至極単純な「いないいないばあ」の遊びですが、
実は、記憶力や想像力、大人の真似をするミラーニューロン力と、様々な能力を使って行われているのです。

ぜひ、子どもと一緒に楽しく絵本を読んで、
「いないいないばあ」で遊んでみてくださいね!

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